コーヒーセミナーに来て頂いた方にいつも同じ事を聞きます。
『自家焙煎のメリットって何ですか?』と。
これから【コーヒー世界に入ろうとされている方】や【趣味でコーヒーを焙煎したい方】など、
色んな方々と日々接しているのですが、皆さんいつも決まって 「うーん」と悩まれ、なかなか答えが出てこないのです。
「いやいや、もっと簡単に考えられている通りに言ってみて下さい。」と言っても 「うーん。やってみたいですね!」という返事が返ってきます。
自家焙煎のメリット。
自家焙煎のメリットは仕事でも趣味でも、『自分が気に入ったコーヒーを好きなように煎れる。』ということでしょう。
同じコーヒーでも焙煎度合いや焙煎時間によって、コーヒーの味は全く変わってしまいます。
しかし、思い通りのコーヒーやおいしいコーヒーが出来た時は感激するんです!快感です!
お仕事で自家焙煎する方にはもちろん、コーヒーの仕入れコストの軽減も図れます。
焙煎された豆をコーヒー屋さんから仕入れるよりもはるかに安いコストで、高品質コーヒーを手に入れることが出来るのです。
『焙煎』というのは今まで秘密のベールに包まれた、そんな難しい言葉です。
なかなか足を踏み入れにくい世界のように思えますが、 自家焙煎に一歩踏み込めば楽しいコーヒーの世界が待っています!
コーヒーをご自身で焙煎してそのコーヒーをご自身で飲むという、 この単純な事が自家焙煎の、コーヒー世界の最大のメリットなのです。
自家焙煎を始めた方は一生、
『コーヒーの事を勉強し、コーヒーの事を知ろうとします。』

焙煎度合いを変えたりしながら同じコーヒーを飲むのは当たり前で、煎り上げ時に『あとドラム5回転煎る。』『生豆を水で洗う。』など。『ダブル焙煎』と言って焙煎を途中で止め、もう一度焙煎を行ったりと様々な焙煎が行われています。
昔は全く、その方法が明かされない秘密の世界でした。
コーヒー豆を焙煎する、ということを『DISCOVERY』の中で少しずつ解き明かし、あなたの焙煎スタイルを共に発見していきましょう!


FUJIROYAL3kgコーヒーロースター焙煎風景


FUJIROYALテストロースター煎っ太郎焙煎

コーヒーの焙煎は温度変化と時間の2要素。
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仮にグラフのA曲線が<短時間焙煎>B曲線が<標準焙煎>C曲線が<長時間焙煎>とします。

◇A<短時間焙煎>
焙煎機の予熱をしっかりと取ります。
※例えば、ガス圧を『1.5KPAで15分』などです。
焙煎機に生豆を投入した時に、温度計の最下温度を100℃以上にとり、
一気にコーヒーを煎り上げます。1分間に10〜12℃位温度を上昇させます。

◆味の傾向
そのコーヒーが持っている味が強く押し出され、同じL値の標準焙煎のものより
酸味、苦味、甘味が強く出ますが経時変化が早くなります。

◇B<標準焙煎>
Aの焙煎より予熱は短くてOKです。
最下温度を100℃位にとり中火で煎り上げます。

◆味の傾向
標準焙煎や長時間焙煎ではよりマイルドで優しい味わいのコーヒーになります。

◇C<長時間焙煎>
最下温度を90℃前後にとり、ゆっくり生豆の水分を抜き煎り上げます。

◆味の傾向
標準焙煎や長時間焙煎ではよりマイルドで優しい味わいのコーヒーになります。

私達が手に入れるコーヒーは多種多様で、コーヒー生豆の粒の大きさや、収穫された時期によっての生豆の硬さ等のよって、焙煎方法も変えなければなりません。
適正な焙煎をするにはまず、コーヒーの味を知り、自分自身、焙煎の正否を解らなければいけません。