コロンビア共和国基礎データ
面積・・・日本の3倍
首都・・・ボゴタ
言語・・・スペイン語
国民1人当たりのGDP・・・約48万円(年間)2008年



標高2600mの首都ボゴタ

コロンビアの国土の1/3は山岳地帯です。
赤道直下の国のためコーヒーの生産は標高の高い山岳地帯で生産されています。 日本から長い長い道のりを経てたどり着くのは首都ボゴタ!標高2600mの台地に作られた大きな町であります。 飛行機を降りて気付きました。自分の心臓がバクバクと悲鳴をあげています。
(チョットオーバーですが。)
階段なんて上がるとハアハア、ゼエゼエと、とてもしんどいボゴタを感じることが出来ます。

コロンビアのコーヒーはそのほとんどが小規模農家で農家ごとにパーチメントの状態まで加工し、農協に集められ精製され、輸出業者によって輸出されます。近年のコロンビアコーヒーはブラジルに続けと生産量に重点をおき、 FNC<コロンビア生産者連合会>の指導のもと近代的農法や生産量が多く、 病気に強い品種の開発などに力を入れています。 コロンビアコーヒーは近年味が落ちているとよく耳にしますが、 生産量重視のコーヒー産業なので仕方がないのではないでしょうか・・・。
コロンビアコーヒーの約70パーセントがバリエダコロンビアという品種で、 収量が多く病気に強い品種ですがこのコーヒーは アラビカ種とロブスター種の混血種になります。 美味しい物もありますが、アラビカの純木に比べると品質は劣ります。
このコーヒーも開発から20年が経ち、さび病にかかるようになりました。
そこで新たにバリエダコロンビアとロブスター種の混血種『カスティージョ』が開発されました。
現地でこの『カスティージョ』を飲ませてもらいましたがこの味といったら・・・。 私はこの1杯のコーヒーが飲めませんでした。
かつて、コロンビアマイルドと称された美味しいコロンビアコーヒーは・・・
一体どこへ行ったのでしょうか・・?


味の良いコロンビアコーヒーを求めて
コーヒーという物は農作物です。
生産者の意識やテロワール(土壌)によってかなりの差が出てきます。
私が訪れたコーヒー農園の中で比較的大きなコーヒー農園は様々な品種を植え、近代的農法を取り入れ、コーヒービジネスをしっかりやっているという感じです。もちろんバリエダコロンビアもありました。


最高級コロンビアコーヒーはボゴタから車で数時間足らずで行ける、 ボヤカ県の小さな村で栽培されていました。この村には小さな農家が100件以上あります。 1つの山で何軒かの農家が点在し、昔ながらの在来種『ティピカ』にこだわり、 極小量で生産されています。『ティピカ』の最大の魅力はコーヒーの最大の魅力でもある、 素晴らしい香りと甘味を兼ね備えていることです。 そんな農家のコーヒーの木は先祖代々受け継がれたもので、老木になって枯れてなくなるもの、積み残したコーヒーチェリーが自然に落下し新たなコーヒーの木になる物もあり、まさに『ほったらかし栽培』。
また、貧しい農家なので肥料や農薬などは買えません。自家製有機肥料のみになります。
『完全オーガニックにせざるを得ない環境』で育つコーヒーの木は、村の素晴らしいテロワールでしっかり作り出されているのです。
コーヒーの花		     山の中の小さな村 

貧弱なティピカの木

コーヒーの実 			     自然に生えてきたコーヒーの木
馬でコーヒーを運ばせていました。       天然の肥料