グァテマラ共和国基礎データ
面積・・・日本の約1/3
首都・・・グァテマラシティー
言語・・・スペイン語・マヤ系言語
国民1人当たりのGDP・・・約25万円(年間)2009年


2009年グァテマラミッション参加者は株式会社マツモトコーヒー松本氏、
有限会社オールドニュー本池氏,住友商事中土井氏、増山氏。
時差ボケもなくなり元気いっぱい!で、松本さん以外とても元気です。

グァテマラで最初に向かった農園はサンマルコス、
「ラス・ローサス・デ・オークランド農園」です。
道中、コーヒー農園とは全く無縁の『海』と見ました。

グァテマラ来て感じたことは、この国にはこの国独特の匂いがあります。
何とも言えない田舎な香り(?)なのです。

見事なコーヒーの花です!ジャスミンの香りがします。

オークランド農園まであと少しの所まで来ましたが、ここからはタクシーは使えません。
ピックアップトラックに乗り込み山奥の農園を目指しますが、
強烈な悪路で筋肉痛になるくらい揺られながら農園を目指します。・・・が、なかなか大変です。
車に揺られながら見る山々は正に大自然そのものです。


グァテマラ・サンマルコス「ラス・ローサス・デ・オークランド農園」

オークランド農園は45haで次のクッロプ(収穫)は120袋が目標だそうです。
収量より品質にこだわっているのでそれは気候、降雨などにかなり左右されます。
収穫期には40人ほどのピッカーを町から雇い、それは出稼ぎではなく、一家総出でやってくるそうです。もちろん子供も一緒にコーヒーを摘みます。ブラジルでは子供に重いものを持たせるだけで親は法律で罰せられるそうですが、ここグァテマラでは食べていく為に子は当たり前に親の手伝いを行います。

山奥にひっそりたたづむ母屋と見事な乾燥場


このオークランド農園には
沢山の川が湧きだしております。
この山の地の肥沃さは
この豊富な水源を含む
見事なテロアールによって
素晴らしいコクと酸味と
華やかなフレーバーを
醸し出しております。



グァテマラは中米では一番遅れている国です。
農地改革もされておらず、人種差別もあります。お百姓の家系はずっとお百姓、
雇われている者はずっと・・・どんなに頭が良くてもどんなに努力しても何も変わりません。 それが当たり前な国なのです。
オークランド農園を後にし、車で5時間かけてウエウエテナンゴへ向かいました。



この農園へはピックアップトラックで山道を45分もかけて登ります。
落ちたら500mの谷底です。


グァテマラ・ウエウエテナンゴ「ウィッツマティグ農園」

2005年COEで1位になったことのある農園です。収穫期で残り半分が収穫中でした。
この農園はあまりに山奥の為、電気が通っていません。山の湧き水を利用し、自家水力発電でコーヒーの精製を行っております。水路による比重選別、水力を利用してのパルピング、ミューシレージのついたパーチメントを見事なドライパーメンテーションで仕上げ最高のコーヒーに仕上げています。
コーヒーチェリーの輝きが違いパーチメントがとても美しいコーヒーです。


見事なチェリーとキレイなパーチメント。

惚れぼれします。湧水を使ってコーヒーを洗い、選別します。

ここから発酵工程に

品質にこだわったコーヒー作りが実感できる素晴らしい農園です。
素晴らしいテロアールと職人の技の融合で最高のコーヒーが出来上がります。
美味くて当然です!



ウィッツマティグ農園を後にし
次は最後の訪問地アンティグアです。

アンティグアはグアテマラ有数の観光地です。
町並みも中世のヨーロッパを思わせる
シックでおしゃれな町並みです。
コーヒー農園とは全くかけ離れた町ですが
この町のすぐ近くに最高品質の
グアテマラコーヒーがあるのです!



アンティグアの町並みとアグア火山


グァテマラ・アンティグア「ラ・タシータ農園」

有名なサンセバスチャン農園に隣接する農園で約90haの生産面積があります。
この地は寒暖の差が激しく冷え込む日は0度まで気温が下がります。 降水量も少なく、コーヒー木がストレスを持つ環境ですがアグア火山の地熱が最高品質のコーヒーを作り上げるのです。 収穫期の最盛期には600名以上のピッカーの中からラ・タシータ農園専用のピッカーを選び、ピッカーの責任、自覚を促し、より良いコーヒー作りに力を注いでいます。今年の収穫は異常気象で4割のダウンということですが品質にこだわるが故の事でグアテマラコーヒーのコーヒー生産への意識がはっきりと伺えます。 このアンティグア「ラ・タシータ農園」のコーヒーの特徴なのですが、通常コーヒーの乾燥工程からさらに寝かして水分値を下げていくのですが、乾燥工程で10%まで下げそこから寝かし、11〜12%に上げるという工程だそうです。この工程がクリアすることが出来るコーヒーはポテンシャルが高く、非常に日持ちをするコーヒーになるそうです。

見事なチェリーです。とても甘く果物のようです。


この国では90%が雇われている貧しい人達です。この人たちの生活は同じです。
素朴に生き、無駄をなくし、手間暇を平然とやってのけるこの国の人たちです。
こんな純粋な人たちの手と素晴らしいテロアールよって作られたコーヒーは、 素晴らしい香味を放って当たり前だと思い感じます。